お中元、ちゃんと贈ってます?
おじさんになるといろいろお世話になった人が増えちゃって増えちゃって、大変ですww。
まあ、人に何かを贈るのが好きなプレゼントおじさんが多いからね、一方的に贈るだけで返礼はいらないんだけどねぇ・・・かえって厄介? 私とご同類のおじさん増殖希望ww。
さて、お中元と言えば 7月~8月に贈るものと知ってても、いつ送ったらいいか時期を忘れちゃう人も多いですよねww。
- ビジネスで相手の会社宛に贈るお中元
- お世話になった方に個人的に贈るお中元
私は、これを分けてます。
色々理由はあるんですが、ぶっちゃけ分けておいた方がごちゃつかなくていいです。
送る時期も実は分けてるんだけど、お中元を贈る時期はお歳暮と同様、地域によって時期が微妙に違うので注意が必要ですよ。
遠方に住む親戚や知り合い、仕事でお世話になった方などへお中元を贈るときは、相手の住まいに合わせた正しい時期に贈るさりげない心遣いがマナーになることも多いですからねww。
特に年配の方などは、厳格で厳しい方が多いので気をつけましょう。
私も随分親戚のおじさんおばさんに叱られましたからねww。
お中元を贈る時期・期間や、気をつけた方がいい内容などをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
いきなり結論! 私が贈るビジネスマナーとしてのお中元の時期・個人的なお中元の時期
お中元は手渡しがホントらしいんだけど、今はギフト商品を郵送で贈るのが普通だよね。
という訳で、私もまとめてネットで注文が主流です。
さて、いきなり結論ですが、私は郵送でのお届け日時指定日を毎年決めてます。
ビジネスで相手の会社宛に贈るお中元
7月1日 着
お世話になった方に個人的に贈るお中元
7月 第一週後半日 着
おいおい! 地域によって違うって言っておきながら、いきなり言ってることが違うじゃねぇか!って怒られそうですが、私は関東人なので、関東ルールでやっちゃってますww。ちょっと前まではNGだったんだけど、最近では関東ルールが全国でも浸透してきてるので、意外と通じてしまうんですよね。
もちろん会社に送る場合は平日に届くようにしたいので、土日の場合は後ろへずらします。個人宅に送る場合は、逆に土日を狙って送るようにしてますよ。
気をつけなきゃいけないのは贈り先が九州と沖縄の場合。
下で詳しく説明してますが、この2つの地域だけは時期が1ヶ月ぐらい違うので、チェックしておいてください。
実は関東もどんどん送る時期が早くなってきてて、人によっては6月中旬ぐらいには送って来ちゃう人もいますよ。最近は関東に合わせて全国的に送る時期も早くなってきているし、だんだん認識もされてきたのでこの時期に 送ってしまってもそんなに問題は無いですね。
ちなみにこの時期に決めたのって、実は会社や個人の事情に合わせてっていうところが結構大きいです。実際一般的なお中元が届く頃って、会社は夏休み前の調整や追い込みなんかで結構ごたついてる時期なんですよね。かといって、遅い時期にずらすと盆休みで社内がガラガラだったりして・・・。
わざわざそんな時を狙って贈るのも迷惑だよなぁーっ、て思ってたんで、結局そのちょっと前という感じにいつの間にか落ち着いちゃいました。
まだ7月1日だったら相手も余裕がある時期なんで、下請が元請に馳せ参じるっていうような、ややこしい関係でなければ全然OKなんじゃないですかねw。
お中元を贈る正しい時期とは?北海道から沖縄県までチェック
上で書いた通り、私は上の時期にまとめて送ってしまいますが、きちんとした地域のルールに合わせて送りたい、相手がものすごく礼儀にうるさい、ちゃんとした常識人として送りたいっていう場合は、お中元を送る正しい時期というのを把握しておいた方が無難です。
結構場所によって贈る時期って違いまからチェックしておいてくださいw。
【関東・東北】7月初旬~7月15日まで
関東・東北地域は7月初旬から7月15日までにお中元を贈るのが一般的です。
約2週間とかなり短いのが特徴ですね。それ以降は「暑中見舞い」「残暑見舞い」になってしまいます。
そのせいか、かなり早い時期から配送予約をしておく必要があります。本当に、最近はどんどん早くなっていて、6月中旬ぐらいにはもう送ってくる人がいるので、気が短い人が多いんですかねぇ、江戸っ子だねw。
関東・東北は期間の短さと人が多いので、配送も集中しがち。早めの手配が必要ですよ。
【北陸】7月初旬~7月15日までと、7月中旬~8月15日までに分かれる
北陸の場合、7月初旬~7月15日の地域と、7月中旬~8月15日の地域で別れるので注意。
都市部と地方部で時期が別れてたりするんですが、その中でもさらに細かく分かれてたりするので、ぶっちゃけ外部の人にはよくわかりませんw。北陸の方にお中元贈る場合は、相手に聞いた方が手っ取り早いですわw。
とは言え、だいたいはおおらかな方が多いので、7月中であれば別にいいよっていう人が多いですかね。
一応確認だけはしておいた方がいいと思います。
【北海道・東海・関西・中国・四国】7月中旬~8月15日まで
北海道・東海・関西・中国・四国地域は7月中旬から8月15日までにお中元を贈るのが一般的です。
1ヶ月と結構余裕があるんだけど、ほかの地域から早く届くことが多いせいか、年々お中元の時期は早くなってきているみたいですよ。地域が広いのと、肌感としての時期の感覚は、ほかの地域にいるとやっぱりわからないものなので、ちらっとでも確認しておいたほうがいいかもしれませんね。16日以降は残暑見舞いになってしまうので注意してください。
特に北海道は場所によって配送日数がかかる場合があるので、早めの手配が必要ですよ。
【九州】8月1日~8月15日まで
九州地域は8月1日から8月15日までにお中元を贈るのが一般的です。
九州は1番遅くてちょっと時期がずれてんだよね。ただ九州内は、全県お中元の時期は共通してるんで迷うことはないです。やはり九州も年々をお中元の時期は早くなってるみたいなので、あまり極端に早くなければ問題ないようですよ。
九州にいた友人が大阪に引っ越してしまったので、ちょっと内情は分からなくなってしまったんですが、九州地域は独自文化が花開いてる地域でもあります。遠方の関東人が初めて九州地域に贈るのであれば一応確認しておいた方がいいとは思いますね。
【沖縄】旧暦7月15日まで
沖縄は、旧暦の7月15日までにお中元を贈るのが一般的です。
申し訳ない、私は沖縄に知り合いがいないので贈ったことがないんだけど、どの都道府県とも時期が違うようです。毎年旧暦の7月13日~7月15日が旧盆にあたり、3日間の期間中にお中元を贈るのがマナーのようです。毎年日付が変わるため、沖縄にお中元を贈る場合は、旧暦の確認をしておく必要がありますね。
何を贈るか迷ったら参考にしたい、お中元の人気の品は?
お中元は元々お供え物の意味を持っているので、比較的食べる物が多いです。
まあ、そうはいってもこだわる必要はないんですけどねw。
人気があるのは旬のフルーツや和洋菓子、夏らしいアイスクリームやゼリーのような清涼感のあるスイーツが喜ばれるみたいですね。また、そうめんやうなぎ、ドリンク類ならアイスコーヒーやビール、サイダーなど炭酸飲料も人気です。夏のちょっとした日用品もおススメですよね。
ただし、これらは知人や友人に送る個人的なお中元におすすめな品です。
会社宛に贈る場合は、これらはちょっと向いてないのは分かるよねw。
そもそも冷凍保存が必要なものなどは会社宛に贈られても困りますw。私は会社宛に贈る場合その会社にいる人の人数や部署の人数などの人の数で考えることが多いですね。
たとえば夏ゼリーが凄く綺麗で人気なので、ぜひこれを送りたいなぁー、と思っても、10個しか入ってないのに30人いる会社に贈っても仲間ハズレが出ちゃうのでダメでしょう? 誰か独り占めしちゃうような会社にはそもそも贈りたくないし、ビールや飲料水も意外と好みや社内の上下関係があって、一度贈ったことあるんだけど、後から聞いたら意外に難しいんですよw。
全員分配れて、小分けになっている洋和菓子、というのが1番ベストだと思います。
多少多くても、残りは女の子が持って帰っていいわけですからねw。
みんなのおやつ感覚で配れるようなものを選んでおくっていうのが、意外とスムーズだったりしますよ。
一応参考までに、セレクト系のギフトサイト載せておきます。
参考にしてください。
お中元を贈り忘れたら、暑中見舞いや残暑見舞いとして贈る
「しまった お中元贈り忘れた!」と思っても大丈夫 w
お中元を贈り忘れてしまったら「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈れば問題ありません。
お中元と暑中見舞い両方を送んなきゃいけないのか?という疑問があるかもしれませんが、片方だけ贈れば失礼にはならないので問題ないですよw。
暑中見舞い・残暑見舞いは「暑中伺い」「残暑伺い」で!
意外と見逃しがちなので気をつけておかないといけないのは「暑中見舞い」「残暑見舞い」は、敬語扱いがあるってことですかね。
贈る相手が年齢が上、立場や関係性が上っていう場合、「暑中見舞い」「残暑見舞い」ではなく、のしには「暑中伺い」「残暑伺い」と書くのが正解。
普通だったら暑中見舞い、残暑見舞いで全然問題ないんですけど、相手によっては「暑中伺い」「残暑伺い」 を使い分けないといけません。特に礼儀作法に厳しい相手や、会社でかなり上の役職に就いている方なんかは結構そういうところをチェックしてくるんで気をつけたほうがいいです。
最近はネットで注文する場合でも、のしの選択の中にちゃんと「暑中伺い」「残暑伺い」も入っているので、利用してみてください。
暑中見舞い、残暑見舞いの時期
- 暑中見舞い「梅雨明け~立秋」
- 残暑見舞い「立秋~8月末」
ざっくり書けば 時期の違いはこんな感じです。
実は 梅雨明けは場所によってだいぶ違うので何日から暑中見舞いという決まりはないんですよね。上でちょっと書いてますけど、地域によって微妙にニュアンスが違うんで、贈る場合はある程度調べておいたほうがいいと思います。
残暑見舞いの方は逆に立春からという暦で決まるので、8月7日からが目安になりますかね。
こちらも地域によって微妙に違ってくるので、チェックしておいた方がいいと思います。
コンプライアンス違反で贈答禁止の大企業に注意!
会社宛にお中元やお歳暮送るとき、最近は特に、大企業で贈答禁止の会社が増えてきているので気をつけてください。
こんなとこでもコンプラですよ、コンプラww。
おじさんはあまり深く考えないで、お世話になったからと気楽に贈ってたりするんだけど、お中元やお歳暮を贈る理由よりも「取引先へ物を贈る」という行為が、コンプライアンス違反として引っかかることが少なくないようですよ。
もともと役人や公務員の場合は贈っちゃいけないし受け取っちゃいけないんだけど、以前NTTの関連会社に お歳暮を贈った時に丁寧に断られたんで、おそらく半官半民の会社もダメみたいですよ。
社内コンプライアンス委員会が立ち上げられて、取引先が担当者の自宅宛てにお歳暮やお中元を贈ることも禁止している会社もあるので、人としてお世話になったからと簡単に贈っちゃいけないことも多いみたいですよ。
あんまり何も考えないで、自分が習慣的になってるんで贈ってしまうと、かえって相手に迷惑をかけてしまうことがあるので、何か別の方法を考えた方がいいですよw。
う~ん、メンドクセーww。
逆に中堅クラス以降の会社は特に細かいルールというのはないみたいですね。
むしろコミュニケーションツールとしてごく普通にやり取りしてますww。
ん~ おじさんとしてはこっちのほうがやりやすいww
相手の状況によって個人的に贈るのもダメってこともあるのでちょっと考えないといけないかもしれないです。大企業って個人の人間関係まで切ってくるんですよねw。
難しいけどうまくすり合わせを考えてみてください。
いつかは無くなってしまうかも・・・お中元・お歳暮の習慣
難しいと言えば、最近の進んでる会社も結構難しいですよね。
若い子しかいないIT系企業とか、分社化して低年齢層しかいない会社とか、徹底的に業務改善してスリム化したせいでおじさんおばさんがいなくなっちゃった会社とか・・・社長や幹部はよく分かってるんだけど、それ以外の社員は、そもそもこういう儀礼的なやり取りっていうのをやったことがないっていう人たちばっかりだったりするんだよねぇ。おじさんが1人いると何かとスムーズに受け流しできるんだけど、変にギクシャクしちゃってちょっと困っちゃうこともあるんですよねww。
最近ではリモートワークになっちゃってて会社にそもそも人がいないとか、オフィス自体を縮小しちゃってやっぱり人がいないっていうことが多くなってきたんで、会社に送っていいもんなのかどうか、迷うこともありますw。
こういうのを繰り返していると、なんだかお中元・お歳暮っていつかはなくなっちゃう、古き良き伝統みたいな感じなのかなぁ、と思っちゃいますよねww。
ホリエモンも、でかい会社をやってた時は受け取らなかったって言ってたけど、今は贈り物をする動機を勝手につくればいいって、お中元・お歳暮にこだわらずに解体して考えてるみたいですしねww。
時代の流れって早いからなぁ、おじさんが生きているうちに田舎の親戚や知人とだけやり取りをする、コンパクトな習慣に変わっていくような気がするよね。
ん~、なんか面白い話ってあったかな―――。
そうだそうだ、私が窓口になっていろいろやり取りをしてたIT企業があるんですよ。
何て言うのかな、シュッとしててハイセンス、今風に言うとイケてる会社ww。オフィスビルも近代的でめっちゃオシャレ! すごい会社だなぁと思ったんですけど、そこの会社とやりとりをしてて お世話になったんで いつもの調子でその担当部署宛に普通に個人名義でお中元お歳暮を送ってたんですよ。
2年ぐらい経ってからかなぁ、可愛いいラッピングがされたちっちゃなお菓子と可愛いらしい手書きのお礼状が付いたお中元(?)が贈られてきてびっくりしたんですよねw。
多分これ、絶対個人的に女の子が送ってきたって感じ。ちなみにその送ってきた子の名前も書いてあったんだけど・・・うん、知らないww。
後々聞いたら、どうやらそこの会社の部署にお中元お歳暮を送ってきたのは私が初めてみたい。しかもこういう贈答品のやり取りをしたことが全くないっていう若い人たちしかいなかったので、どう扱っていいか分かんなかったみたいなんですよねw。忙しいのでなんとなく放置っていう感じだったみたいです。
ところが同じ部署で直接関わってなかったハーフの子が、なんだかよくわからないけど、いつもお菓子を贈ってくれるおじさんにえらく感動したみたいで、感謝の返信を個人的にくれたというのが真相のようですww。
長いこと日本に住んでなかったらしいんで、そりゃ知らないよねw、いい娘やわぁww。
そのあと実は3人ほど増えてバラバラにポツポツお菓子やらクッキーやらの可愛いラッピングが届くようになったんですけど、なんか面白いよねww。
社会人としては、え?コレ?っていうものが届いてはいるんだけど、いいんじゃない! 新しいよ、うんw。
おじさん、こだわりは全く無いので、こういうストレートなのは、すごく嬉しいw。
ちなみにその個別でくれてる人たちには、部署に贈っているお中元お歳暮とは別に、顔を出した時に手渡しで ちっちゃいお菓子のラッピングを作って配ってますww。1人は転職しちゃって、実は電話の声だけで顔を見たことが無いんだけど、今だにちっちゃいラッピングのお菓子を贈りあってて、やりとりしてますよww。
なんだか女の子とのプレゼント交換会みたいになっちゃってるんだけど、こういうのもいいよねww。
なんか人生楽しんでるなぁ、どうせ変わっていくんだったら、こういうのもアリだと思うんだけど、どう?
まとめ
ちょっと脱線しつつも、お中元を贈る時期・期間についてまとめてみました。
意外と細かいルールが決まっているようで、ある程度ポイントさえ押さえてしまえばざっくりしてるって感覚です。
ぜひ大人のマナーとして、きちんと把握してみてください。
私の友人でも同い年なのに、面倒だからまだ人生で一度もお中元・お歳暮を贈ったことがないっていう大バカ者がいますからね、贈らないというのは一番大人としてダメですw。
嫌だ!待遇が悪い!と文句を言いながら、お中元・お歳暮をないがしろにするおじさんって、結局「会社に依存してる人」ですよ。フリーランスや自営業の人で、ここを軽視してる人ってほぼ見たことないですからねww。
ぜひ日頃の感謝を形にしてあげてみてくださいね。
おじさんの大人のマナーに関する記事もチェック
この記事はまとめ記事にしてます。気になる方はチェックしてみてください。